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シモのブックリスト

読書する下橋先生 「教職」を志す人は、まず「語る人」になるのです。
語るためには、いつもアンテナを張りめぐらし、多くの方面に興味関心をもち、自分の担当する事になるかもしれない教科・科目にとらわれず、たくさんの「小話」を仕入れ、また、体験(間接のも含め)を通してエピソードを書き付けていくことが必要でしょう。
そうして土壌を日々耕していくことで、児童・生徒に向き合い、「聴く人」になることができると思うのです。

 さらに、「語る人」「聴く人」へと日々努力すると同時に、その資質を磨く上で欠かせないのは、「読書」です。「読書」によって手に入れることのできる世界は無限に広い、そう思います。
その広い世界に、児童生徒を誘っていくことも、教師たる者の大事な仕事ではないか、そう考えて、シモは本屋通いをし、今になっても可能な限り新しい本に出会っています。

 以下に、これまでに出会い、心の栄養としてきた、シモがバイブルとしてきた本の一端をブックリストとして提供します。本屋に出向き、立ち読みし、自分が気に入った本からぜひ購入し、1冊でも多く「自分の本」にしてください。


A 今や古典としての位置をもつ本・そこから宝を見つけてほしい本

1東井義雄
『村を育てる学力』
―関連して、山根功揮編「東井義雄先生のことば」―
明治図書
1957年
【小学校】
2国分一太郎
『みんなの綴方教室』
新評論
1973年
【小学校】
3大村はま
『教えるということ』
共文社
1973年
【中学校】

『新編教室をいきいきと 1 2』ちくま学芸文庫
【中学校】

『おりおりの話』
その他多数
共文社
1988年 

4伊藤功一
『魂に訴える授業』
NHKブックス
1992年
【小学校】
5八ツ塚実
『こころを育てる―私の「人間科」授業』
光雲社
1994年
【中学校】
6無着成恭編
『山びこ学校』
岩波など文庫本
1951年
【中学校】

B 教育の原点を指し示した本・授業実践と学校建設に賭けた記録

6'佐藤藤三郎
『山びこ学校ものがたり』
清流出版
2004年
【中学校】
7金森俊朗
『性の授業・死の授業』
教育史料出版会
1996年
【小学校】

『いのちの教科書』角川書店
2003年

8山本美芽
『りんごは赤じゃない』
―(美術教師太田美恵子先生の)正しいプライドの育て方―
新潮社
2002年
【中学校】
9中村 諭
『新米校長奮戦記』
文芸社
1999年
【中学校】

『どっこい!学校は生きているー子どもたちの証明』文芸社

10茅ヶ崎市立浜之郷小学校編
『学校を創る』
―公立学校の挑戦/学びあう学びを求めて―
小学館
2000年
【小学校】
11斉藤 孝
『子どもに伝えたい〈三つの力〉』
NHKブックス
2001年

12今泉 博
『崩壊クラスの再建』
学陽書房
2002年
【小学校】
13国際化教育をすすめる会編著
『日本の学校だってこんなに面白い授業が』
‐埼玉県立上尾高校選択授業「国際関係」からー

2002年
【高】
13´高校総合学習プロジェクトおおさか編
『やってみよう!総合学習』
解放出版社

14下橋邦彦
挑発する教育・格闘する若者
挑発する教育・格闘する若者
勉誠出版
1998年


ハロハロ通信―三世代が集う学校から
‐通信制に学ぶ人たち・そこは宝の山だったー
ハロハロ通信-三世代が集う学校から
東方出版
2000年
【高】
15大橋 功
『教師をめざす若者たち』
プレジデント社
2000年
【大学】

C こども・若者の声が聴こえてくる本

16杉山 亮
『子どものことを子どもにきく』
―「うちの子」へのインタビュー・8年間の記録―
新潮社OH!文庫
1996年

17鹿島和夫
『一年一組せんせいあのね』
理論社、全4巻

18川崎 洋
『あたまわるいけど学校すき』
‐こどもの詩最高!‐
中公新書ラクレ
2002年

19鶴見俊輔と中学生たち
『みんなで考えよう@AB』
〜大切にしたいものは何? きまりって何? 大人になるって何?〜
晶文社
2002年

20村上 龍
『〈教育の崩壊〉という嘘』
中学生1600人アンケート 全回答
NHK出版
2001年
所収


『14歳・心の風景』
・少年少女19人のインタビュー及び1900人へのアンケート回答を含む
NHKライブラリー 所収
1998年

21高野 生
『僕の学校はアフリカにあった』
‐15歳、マイナスからの旅立ちー
朝日文庫
元版は1983年
       

22青木 悦
『アスファルトのたんぽぽ』
―「いじめ」は戦後社会の総決算―
坂本鉄平事務所


23八巻香織/ティーンズポスト編
『みんな子どもだった』
‐子どもの目で見た半世紀の年表が付されているー
ビクターブックス
2002年

24二木克明
『親にも先生にも言えなかった…子どもの心』
1万年堂出版
2005年

25小柳晴生
『ひきこもる小さな哲学者たちへ』
NHK生活人新書
2002年


『大人が立ちどまらなければ』
‐この2冊によってあなたは子ども・学校の見方が変わるかもしれないー
NHK生活人新書
2004年

26すずらんの会編
『電池が切れるまで』
‐子ども病院からのメッセージー
角川書店
2002年

27南 悟編著
『ニッカボッカの歌』
‐定時制高校の青春―
解放出版社
2000年

28深谷純一編
『カキナーレ・女子高生は表現する』
東方出版
2000年


下橋邦彦編
高校生は表現する高校生は表現する
東方出版
1996年


D 理論書をひも解こう

29佐藤忠男
『学習権の論理』
同著者による他の本もぜひ!
平凡社
1973年 

30内山 節
シリーズ子どもを見なおす『子どもたちの時間―山村から教育をみる』
岩波書店
1996年

31鶴見俊輔
シリーズ教育の挑戦『教育―再定義の試み』
岩波書店
1999年

32教育解放研究会編著
学校のことば・教師のことば
学校の言葉・教師の言葉
東方出版
1994年


教育解放研究会編著
学校のモノ語り
学校のモノ語り
東方出版
2000年

33中島勝住編著
『学校の境界』
阿吽社
2003年


E 〈生老病死〉‐いのちの教育を考え・実践をうながす本

34アルフォンス・デーケン
『死とどう向き合うか』
NHKライブラリー
1996年

35
千葉敦子
『よく死ぬことは、よく生きることだ』
文芸春秋
1987年その他多数

36日野原重明
『死をどう生きたか』
中公新書
1983年その他多数

37藤原作弥
『死を看取るこころ』
講談社文庫
1990年

38徳永 進
『病室から』
集英社文庫
1994年

39鎌田 實
『がんばらない』
集英社文庫
2003年その他

40
金森俊朗
『性の授業・死の授業』
教育史料出版会
1996年
【小学校】

『いのちの教科書』角川書店
2003年

41種村エイ子
『「死」を学ぶ子どもたち』
‐この本の第5章にはブックトークで語るデス・エデュケーションの項目があり、ブックトークの実践例がたくさんの本の紹介と共に掲載されています―
教育史料出版会
1998年

42谷 雄二
『わすれられた命の詩―ハンセン病を生きて』
ポプラ社
1987年、
後改定版が出る

43大瀬敏昭
『輝け!いのちの授業』
関連して、川久保美紀『いのちのリレー』(ポプラ社)で大瀬敏昭校長の教育実践をまとめている
小学館
2004年

44大町 公
『私の「死への準備教育」』
法律文化社
1997年
【大】
45村井淳志他
『いのちって何だろう』
―教師・親・ボランティアの立場からー
コモンズ
2004年

46清水恵美子
『いのちの教育』
‐高校生が学んだデス・エデュケーションー
法蔵館
2003年

47福岡光子文・広瀬飛一写真
『生まれてよかった』
‐文と写真が見事に融合し〈命の賛歌〉を奏でているー
日本図書センター
2003年

48根岸宏邦
『子どもの食事』
中公新書
2000年

49毎日新聞北海道支社報道部編
『いただきますからはじめよう』
寿郎社
2004年

50幕内秀夫
『ごはん給食が子どもの体を守る』
主婦の友社
2004年

51竹下和男
『“弁当の日”がやってきた』
自然食通信社
2003年


※以上は、あくまでシモがこれまでに勉強してきた本であり、もっと適切な本が他にもあるかもしれないが、シモの足跡の一端を示すものとして掲げた。これを手がかりに、各自のブックリストを作っていってほしい。